静岡空港、お盆期間の搭乗者8.9%増 中国路線がけん引
静岡県はお盆期間(9~18日)の静岡空港の利用実績をまとめた。搭乗者数は2万8424人で前年同期(10~19日)と比べ8.9%増加した。煙台、西安と中国路線の就航が相次いだ国際線がけん引した。搭乗率は全体で83.5%で3.9ポイント低下した。
国際線は22.8%増の1万1032人。日韓関係の悪化を受けたソウル線はチェジュ航空の就航で搭乗者数は増えたが、搭乗率(76.1%)は15.8ポイント下がった。国内線は1万7392人で1.6%増加した。
JR東海によると、9~18日の在来線特急(ふじかわ、ふじさん)の乗客数は前年(10~19日)比4%増の2万人。静岡近郊の定期外利用者は2%減った。東海道新幹線の乗客は398万6千人と前年並みだった。
中日本高速道路によると、8~18日の東名高速道路の平均断面交通量は1日当たり7万4900台で前年(9~19日)比4%減った。新東名高速道路は前年並みだった。