世界の株式、景気懸念と政策期待が交錯 動揺和らぎ小康状態
商いは低調
世界の株式市場は8月初旬のパニック的な売りが一服し、ひとまず小康状態にある。米中摩擦や主要国経済の先行きに対する不安感は根強いが、各国の政策対応が景気を下支えするとの見方が台頭した。企業の設備投資が回復するとの期待から資本財を手掛ける銘柄などに買い戻しが入った。不安と期待が綱引きをする状態となっている。
20日の東京株式市場では、これまでさえなかった中国関連の銘柄の堅調さが目立った。日経平均株価...
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