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先陣はACL カップ戦の秋が始まる

サッカージャーナリスト 大住良之

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猛烈な暑さもようやくピークを過ぎたばかりだが、サッカーでは「カップ戦の秋」と呼ぶべき季節がスタートする。

「カップ」と言えば「ワールドカップ」。2022年カタール大会に向けてのアジア2次予選。日本は9月10日、アウェーのミャンマー戦でスタートを切る。10月にはホームのモンゴル戦とアウェーのタジキスタン戦、そして11月にはアウェーのキルギス戦が待ち構えている。どんな形でも勝つことが大事なワールドカップ予選。4年前の初戦でシンガポールを相手に圧倒的に攻めながら1点を奪えなかったことを忘れてはならない。

日本勢3連覇に挑む浦和と鹿島

さて、クラブチームにとっても、秋は「カップ戦」で盛り上がる時期だ。日本勢3連覇を目指すアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、Jリーグのクラブで争う「YBCルヴァン・カップ」、そしてアマチュアクラブを含め日本全国のチームで争う「天皇杯全日本選手権」が、そろって重要な段階を迎えるのだ。

先陣を切るのがACLだ。6月までにベスト8が出そろい、8月26日から最後の3ラウンド(すべてホームアンドアウェーの2戦制)にはいる。準決勝まではアジアを東西に分けて行われるこの大会。東地区の準々決勝には、日本から鹿島アントラーズと浦和レッズが残り、それぞれ中国の広州恒大、上海上港と対戦する。ともにブラジル代表のアタッカーを擁する中国の強豪に、一昨年優勝の浦和、昨年優勝の鹿島は粘り強い戦いが必要だ。

西地区を見ると、準々決勝に残った4チームのうち、なんと3チームがサウジアラビアで占められている。カタールのアルサッドが準々決勝でアルナスルに対抗するが、鹿島あるいは浦和が11月9日と24日に行われる決勝戦に進出した場合、決勝の相手がサウジアラビア(他の2クラブはアルイテハドとアルヒラル)になる可能性が高い。

Jリーグのルヴァン・カップも準々決勝。グループステージ、プレーオフステージを勝ち抜いたコンサドーレ札幌、FC東京、ガンバ大阪、名古屋グランパスの4クラブに、ACL出場の4クラブ(鹿島、浦和、川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島)が加わり、9月4日と8日に準々決勝、10月9日と13日に準決勝、そして10月26日に決勝戦(埼玉スタジアムでの1戦制)となる。ホームアンドアウェーで戦う準決勝までは日本代表の日程と重なっているので、影響を受けるクラブもある。

VARを初めて公式戦で採用

この大会で注目したいのは、今後の計13試合で国内の公式戦としては初めてビデオ副審(VAR)が使われることだ。今季のJリーグでは大きな誤審などレフェリングのトラブルが何回もあり、「VAR待望論」も喧伝された。「早ければ2020年からJ1の全試合で導入か」の報道もあったが、すべてはこのルヴァンカップ13試合でVARがしっかりと機能し、試合の質を上げられるかどうかにかかっている。準々決勝第1戦(札幌vs広島、G大阪vsF東京、川崎vs名古屋、浦和vs鹿島)が行われる9月4日は、日本のサッカー史に残る注目の一日だ。

5月に1回戦が行われた天皇杯は、8月に3回戦までが終わり、出場88チーム中16チームが残っている。うちJ1のクラブが12チームを占め、残りは、J2が2チーム、J3チームはなく、その下のJFLが1チーム、そして昨年の大学チャンピオンとして「アマチュアからのシード」扱いとなった法政大学である。

天皇杯では、毎年「ジャイアントキリング(大物食い)」が話題になるが、ことしの法大は非常に見事な戦いをしている。1回戦で関東リーグのブリオベッカ浦安(千葉県代表)を1-0で下すと、2回戦ではJ2の東京ヴェルディに2-0、3回戦ではJ1のG大阪に2-0と、いずれも無失点、シュート数でも1、2回戦は相手を大きく上回って勝ち上がってきた。

東京V戦ではエースの日本代表FW上田綺世とFC東京への加入が決まっているMF紺野和也という攻撃の2枚看板をユニバーシアードで欠き、8月のG大阪戦では退部して鹿島と契約してしまった上田がいなかったが、ゴールに向かう積極果敢な姿勢でプロを圧倒する試合を見せた。9月18日のラウンド16(4回戦)で当たるのはJ2のヴァンフォーレ甲府。J2の「プレーオフ圏」争いの真っただ中の甲府としては、天皇杯には主力は温存したいところだろうが、どうなるか。

この後、天皇杯は10月23日を中心に準々決勝が行われ、準決勝は年末の12月21日。そして決勝は2020年元日、ことし11月に完成予定の新国立競技場のこけら落としとして行われる予定だ。

Jリーグも優勝争い、残留争いと激戦になっていくが、その合間を縫って行われる「カップ戦」の厳しさも、存分に楽しみたい秋だ。

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