台風接近どう備える? 窓にカーテン、スマホ充電…
台風接近時に自宅でどんな備えができるだろうか。日本気象協会によると、強風時に窓ガラスが割れることがあるため、雨戸がない場合はカーテンを閉めたり、飛散防止フィルムを貼ったりするのが有効。停電に備えてスマートフォンやパソコンは充電しておき、懐中電灯などの電池が切れていないか確認しておくと安心できる。
断水に備え浴槽に水を張るなどして生活用水を確保することも必要だ。ベランダなどの物干しざおや植木鉢は風で飛ばないよう、下ろしたり室内に入れたりする。側溝や雨どいが詰まると水があふれる原因となるため、あらかじめ掃除しておくことも大切という。
浸水対策で土のうを置く場合は、ブルーシートに包むと水がしみにくくなりさらに効果的だ。
同協会の久保智子防災士は「台風10号は速度が遅く大雨などが長引く可能性がある。自宅での備えに加えて、交通機関や暴風・高波の情報も確認してほしい」と話す。