スクエニHDの4~6月、純利益26%減 為替差損響く
スクウェア・エニックス・ホールディングスが6日発表した2019年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比26%減の41億円だった。家庭用ゲーム機向けやスマートフォン向けのゲーム販売は好調だったが、外国為替相場の円高進行で為替差損を計上した。
売上高は19%増の533億円、営業利益は86%増の71億円だった。「ファイナルファンタジー」や「ロマンシング サガ」の人気シリーズの販売増がけん引した。出版事業では電子書籍形式のマンガ販売が伸びた。
20年3月期通期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比微減の2700億円、純利益は13%減の168億円の見通し。
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