金復権は通貨への警鐘か
論説委員 志田 富雄
2018年夏に米国市場の金先物は一時、1トロイオンス1161ドル台(期近)まで下げた。米景気が順調に回復し金融政策が正常化していけば、金利を生まない金の役割は後退する。そう読まれたからだ。
しかし、市場の風景は一変した。米金融当局は先週、10年半ぶりの利下げに動いた。トランプ米大統領の圧力もあり、市場はさらなる利下げを視野に入れる。金先物は5日に1460ドルを超えて6年3カ月ぶりの高値をつけ、表...
1985~87年の欧州編集総局勤務時に初めて原油などの国際商品市場を取材。ブレント原油が1バレル10ドル台を割り込む相場低迷や「すず危機」をなど目の当たりにして商品市場の奥深さを知る。英文記者を経て1991年から商品部へ。記者時代は石油のほか、コメなどの食品、鉄鋼を担当。2003年から編集委員に。2009年から19年まで論説委員を兼務。上智大学非常勤講師(~2024年3月)カバージャンル
経歴
活動実績
2023年11月29日
上智大学と日経の連携科目「グローバル・リスク論」で「ウクライナ危機と食料安定確保に向けた対策」を講義
2023年9月~24年3月
上智大学非常勤講師
2022年11月23日
上智大学と日経の連携科目「グローバル・リスク論」で「ウクライナ危機と食料安定確保に向けた対策」を講義
2022年9月~23年3月
上智大学非常勤講師
2021年12月8日
上智大学と日経の連携科目「グローバル・リスク論」で「食料安定確保への対策」を講義
2021年9月~22年3月
上智大学非常勤講師
2020年12月15日~
日経電子版ニュースをひとこと解説する「日経Think!」のエキスパート(投稿者)を担当
2020年10月28日
上智大学と日経の連携科目「グローバル・リスク論」で「食料安定確保への対策」を講義
2020年9月~21年3月
上智大学非常勤講師
2020年8月4日
専修大学文学部「日経講座 経済ジャーナリズム論」で「モノの値段はなぜ動く?」を講義
2018年9月
駐日欧州連合代表部主催「日・EU経済連携協定と地理的表示保護制度」セミナーモデレーター
2017年7月
農林水産省補助事業「食の安全・信頼シンポジウム」モデレーター
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