トーマツ、営業益75%減 19年5月期 システム投資拡大
監査法人トーマツが5日発表した2019年5月期決算は、営業利益が前の期比75%減の2億5600万円だった。サイバーセキュリティー対策でシステム投資が膨らんだほか、ITエンジニアなど専門人材の採用拡大で人件費が増えた。
売上高に相当する業務収入は4%増の1087億円だった。ビッグデータの活用などで監査業務が高度化し、監査品質向上に向けて作業量も増え、企業から受け取る監査報酬が増加した。
税理士法人やコンサルティング会社も含むデロイトトーマツグループ全体の業務収入は7%増の2213億円だった。
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