純利益の進捗率 ミネベアの4~6月期、4%どまり
2日に発表した2019年4~6月期決算で、通期の会社予想に対する純利益の進捗率が、過去5年平均と乖離(かいり)していたのは、ノリタケカンパニーリミテドとミネベアミツミ。ノリタケは、鉄鋼や半導体向けの工業機材が落ち込み、19年4~6月期の連結純利益は前年同期比17%減だった。ただ、通期の会社予想に対する進捗率は35%に達し例年を約20ポイント上回っている。
一方、ミネベアは電子機器が振るわず19年4~6月期の連結純利益は79%減、通期予想に対する進捗率は4%にとどまった。両社とも20年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。