統計改革、年内に総合対策 有識者会議を新設 ガバナンス・人材育成強化へ
政府は2日、統計改革推進会議(議長・菅義偉官房長官)を開いた。厚生労働省などで相次いだ統計不正を受け、有識者による作業部会を設けて再発防止策を議論する。(1)ガバナンス(組織統治)の強化(2)人材育成(3)デジタル化――を検討する。年内に総合対策を取りまとめる。
作業部会は土居丈朗慶応大教授ら有識者11人が参加する。厚労省の毎月勤労統計の不正問題で設置した特別監察委員会、総務省統計委員会の点検検...
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