ユニシス、4~6月純利益88%増 システム開発好調
日本ユニシスが1日発表した2019年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比88%増の26億円だった。企業がIT(情報技術)投資を積極的に進めており、幅広い業種向けにシステム開発が好調だった。スマートフォンを使うQRコード決済用システムも運用しており、取扱高の伸びに伴って採算性が高い手数料収入も膨らんだ。
売上高は14%増の651億円、営業利益は2.1倍の30億円だった。金融や流通業向けにシステム更新の案件が増えた。AI(人工知能)整備に関わる、国の研究機関向けのIT機器販売も寄与した。
20年3月期通期の業績見通しは据え置いた。売上高が前期比3%増の3070億円、純利益は12%増の160億円を見込む。
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