ソニー、動く被写体に対応 コンパクトデジカメ
ソニーは動く被写体を撮影するのに適したコンパクトデジタルカメラ「RX100 7」を8月30日に発売すると発表した。新開発のイメージセンサーを搭載し、途切れることなく被写体にピントを合わせながら、1秒間に最高20コマの連続撮影ができる。ミラーレス一眼カメラの上位モデル「α9」と同等の性能で、スポーツの撮影などに適している。デジカメは市場縮小が続くが、ソニーは高機能機種を軸にシェア拡大を目指す。
動画を撮影するときには、人工知能(AI)で人の顔や瞳を検出して追従し、ピントを合わせる。高精細の4K動画に対応している。ズームレンズは24~200ミリメートルの焦点距離に対応し、広角から望遠までカバーする。
価格はオープンだが、市場想定は税別14万5千円前後の見通し。