五輪へカウントダウン JR東京駅前に巨大時計
JR東京駅前に24日、2020年東京五輪・パラリンピック開幕までの時を刻む「カウントダウンクロック」が設置された。
ステンレス製の時計は高さ約4メートル、幅は約3.2メートルで、重さは約3.5トン。赤を基調に市松模様の東京大会エンブレムをあしらった。朝日をイメージしたデザインという。五輪・パラリンピックの公式タイムキーパーを務めるオメガが製作した。
開会後は通常の時刻を表示し、東京駅の丸の内中央広場に東京大会の終了まで設置される。記念式典では、東京五輪の開会式が始まるまでちょうど1年となった24日午後8時に「365日23時間59分59秒」に切り替わり、会場から拍手がわいた。
オメガは1932年から公式タイムキーパーを務め、ストップウオッチなど五輪・パラリンピックで使われる全ての時計の製作を担う。同日の式典では、トラックレースで最後の一周を知らせる鐘「ラストラップベル」も都や大会組織委員会に贈呈された。