日韓軍事情報協定、防衛相「破棄考えず」
岩屋毅防衛相は23日の閣議後の記者会見で、韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、日本側から破棄する考えはないと明言した。「地域の平和と安定を考えた場合、日韓の連携が非常に重要だ」と述べた。GSOMIAは8月24日に更新するかどうかの判断期限を迎える。日韓のいずれかが通告しない限り、自動延長する決まりになっている。
韓国大統領府の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は18日、GSOMIAを巡り「今は維持する立場だが、状況に応じて再検討もあり得る」と語り、破棄の可能性も否定しなかった。