関電、節電取引をリアルタイムで把握 新システムを導入
関西電力は猛暑などで電力消費が急増した際に、工場などに使用電力の削減を求める節電取引(ネガワット取引)の状況をリアルタイムで確認できるシステムを導入した。関電は2019年度に、18年度と比べ3.6倍のネガワット取引枠を設定した。今夏は天候不順で同取引を発動していないが、新システムの導入で電力を安定供給できる体制を整える狙いだ。
ネガワット取引は工場など大口の電力需要家に節電してもらう代わりに料金...
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