さいたま市内の期日前投票、前回比7%増　18日まで

さいたま市選挙管理委員会によると、18日までの参院選選挙区の期日前投票者数は前回（2016年）の同時期より7%多い11万530人だった。期日前投票の日数が前回より1日少なく序盤は伸び悩んだものの、選挙期間後半は連日1万人超えが続いている。埼玉県選挙管理委員会がまとめた5～14日の期日前投票者数は10%減の29万6569人だった。

今回の参院選を8月25日投開票の埼玉県知事選の前哨戦と位置付ける向きもある。参院選の投票率は知事選の選挙戦略に影響を与える可能性もあり、与野党が推移を注視している。

知事選の立候補予定者は有権者へのアピールに精力的だ。自民、公明両党の推薦を得て知事選に出馬予定の青島健太氏は自民候補の応援に奔走する。国民民主党を離党して知事選に臨む大野元裕参院議員も要請のあった野党候補の演説に駆けつけている。知事選に出馬せず、大野氏支援を表明している上田清司知事は国民民主党候補の応援に回っている。