日本赤十字看護大学、さいたま看護学部を開設 20年4月に
日本赤十字看護大学は2020年4月にさいたま看護学部を開設する。定員は1学年あたり80人で、JR大宮駅(さいたま市)から徒歩10分の場所に新しくキャンパスを設ける。少子高齢化が進むなか、地域に根ざした看護師の育成を目指す。
開設するのは看護学科で、4年間で看護師や保健師、養護教諭二種などの資格が得られる。在宅医療などをより専門的に学べる地域看護学の単位数を他キャンパスより多くするのが特徴だ。グループワークをしやすい教室なども整える。21日に学部説明会を実施する。
埼玉県は人口10万人あたりの看護師数が少ないことから、さいたま市での開設を決めたという。運営する日本赤十字学園は全国に6つの看護大学・大学院と1つの短期大学を構える。約3400人の学生が在籍し、看護や介護福祉に従事する人材を育成している。