SBI証券、夜間取引の画面表示で障害
SBI証券は17日、夜間の私設取引システム(PTS)を利用した顧客の資産価格が正しく反映されなくなる障害が発生したと発表した。対象となった顧客に対して株式や投資信託の買い注文などを一時制限している。18日朝には取引制限を解除できる見通しだ。
影響が出たのは3連休前の12日にPTSの夜間取引を利用した顧客。預かり資産と買い付け余力が正しく表示されない事態が生じた。
SBI証券は野村総合研究所が提供している証券システム「STAR」を利用している。株式売買の決済日数が1日短縮されたことを受けて、野村総研がシステムを改修していた際に不具合が生じたという。