栃木でロボットセミナー、1人乗り電動車お披露目
ロボット関連産業の育成に取り組む栃木県は16日、宇都宮市内でセミナーを開いた。カワダロボティクス(東京・台東)は工場でスタッフと協働するロボットの開発経緯を紹介。宇都宮大学は研究中の1人乗りの自動運転車「パーソナルモビリティロボット」のデモ走行をおこなった。
セミナーはロボット関連の企業や研究機関などが参加する「とちぎロボットフォーラム」の活動の一環で開いた。
宇都宮大のパーソナルモビリティロボットは全地球測位システム(GPS)とレーザーセンサーでロボット自身や障害物の位置を特定する。デモ走行には栃木県の岡本誠司副知事が試乗した。
宇都宮大や県などは、公道での実証実験に向けて協議会を2019年度中にも立ち上げたい考えだ。