イオンと神田外語大、災害時の備えで連携
イオンと神田外語大学(千葉市)は16日、大規模災害への備えに関する連携協力協定を結んだ。幕張地区を拠点とする両者が連携することで、災害発生直後の対応や復旧対策を円滑に進められるようにする。同大が災害対応に関する協定を結ぶのは今回が初めてとなる。
イオンは災害時に、同大から食料や日用品などの支援要請を受けた場合、調達できるものを大学に提供することで合意した。防災面でも協力する。
今秋にはイオンモール幕張新都心(同市)で、外国人の視点を取り入れた災害対応を考えるワークショップを学生らと実施する予定だという。同大の宮内孝久学長は「学生や留学生の多様な視点を生かし、地域防災の充実に協力したい」と述べた。
両者は災害時の対応以外でも2013年6月から連携し、学生向けインターンシップやイオングループ従業員向けの語学研修などを行ってきた。