ワンメディア、動画制作に外部クリエーター起用
動画広告を手掛けるワンメディア(東京・品川)は16日、外部のクリエーターを起用した動画制作のプロジェクトを始めると発表した。クリエーターが所属するネットワークを立ち上げ、同社の社員と一緒になって動画の企画から制作・配信までを総合的に手掛ける。多様なクリエーターを起用することで、細分化された視聴者の興味に対応できるようにする。
クリエーターのネットワークを使った動画制作プロジェクト「ONE BY ONE」を始める。同日、セプテーニ・ホールディングス、LINEベンチャーズ(同・新宿)、みずほキャピタルなどを引受先とした総額4億2000万円の第三者割当増資を実施したと発表した。
ワンメディアは企業のブランド広告のほか、ミレニアル世代やZ世代向けに文化や娯楽、ニュースなどの幅広いジャンルの動画を制作している。動画はユーチューブやインスタグラムのほか、電車の車内のデジタルサイネージ(電子看板)などで配信している。
「ONE BY ONE」では、映画監督やテレビ番組のディレクター、CMプランナーなどを幅広く募る。応募は専用のウェブサイトからできる。2020年5月までに1000人のクリエーターの登録を目指す。
関連企業・業界