JR北がメガソーラー参入、岩見沢で来春稼働
JR北海道は大規模太陽光発電(メガソーラー)に参入する。北海道岩見沢市内に出力1400キロワットの設備を建設中で、2020年春の稼働を予定している。工事費は約4億円。1994年に廃止した車両基地「空知運転所」の跡地を転用した。同社は自社の遊休地活用を進めている。
年間発電量は一般家庭481世帯分に相当する213万キロワット時を計画。固定価格買い取り制度(FIT)に基づき、1キロワット時あたり18円で北海道電力に売電し、売電収入は年間に約4千万円を見込む。売電単価は20年固定で、17年ほどで投資回収が可能という。
JR北が太陽光発電事業を手掛けるのは今回が初めて。施設の施行や維持管理は大和ハウス工業が担う。