オリンパス、工事現場用カメラ 日付記録で管理しやすく
オリンパスは工事現場向けの業務用コンパクトデジタルカメラ「TG-6 工一郎」を9月中旬に発売する。従来モデルにはなかった、写真に日付を写し込む機能を追加した。日付や撮影場所などの改ざんを防ぎ、記録としての信頼性を高める機能を備えた。国土交通省推奨の画像サイズに自動変換できるほか、改ざん検知機能をもつソフトウエアにも対応する。
工事現場などの厳しい環境でも安心して使える。防水・防じん性能で雨や海水、粉じんにさらされても使用できる。2メートル10センチメートルの高さから落下しても作動する高い耐久性も備えた。火災など偶発的な事故で故障した場合でも、2年間は補償する保険がつく。保険料はオリンパスが負担する。
開放F値2.0の広角レンズを採用し、トンネルなど暗い現場でも撮影できるようにした。「工事写真専用モード」を使うと、ホコリやちりに光が反射して写真に写り込む「雪降り現象」を防止できる。
重量はリチウムイオン充電池とメモリーカードを装着した状態で253グラム。想定価格は7万3440円。オリンパスの公式通販サイトで販売する。