米株高は最後の宴か 長短金利逆転下、金融相場は過熱
チャートは語る
景気後退の前兆とされる長短金利の逆転(逆イールド)下での株高が米国で続いている。過去60年間のデータから逆イールドが発生した後の株価の動きを読み解くと、米株は平均で29%上昇し、その後は景気後退とともに下落に向かっていた。米株が最高値を更新する一方、逆イールドのマイナスの影響を受ける銀行株は出遅れが目立つ。過去何度も起きた金融市場の「最後の宴(うたげ)」。いびつな利回り曲線は、今回も歴史は繰り返...
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