商社、アフリカに「消費」の種 資源軸の投資に変化
総合商社のアフリカビジネスが転機を迎えている。従来は資源や政府開発援助(ODA)の関連投資が中心だったが、人口急増を見込んだうえで食料生産や物流といった「消費」に商機を探る。日本政府が8月に横浜で開くアフリカ開発会議もにらみ、世界経済の「最後のフロンティア」と称されるアフリカへの投資熱が一段と高まりそうだ。
ケニアなど東アフリカの農村地帯で、「ファームゲート」と呼ばれる建物が多く見られる。農家が...
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