日米株式相場、薄れる連動性 中国景気や円高を警戒
証券部 嶋田有
米国株と日本株の間で株価の連動性に変化が生まれている。11日の米国市場ではダウ工業株30種平均が初めて2万7000ドル台をつけて過去最高値を更新したが、12日の東京株式市場では日経平均株価が方向感のない展開に終始した。この日に限らず日米の株価は連動しない日が増えている。5月末比で見るとダウが9%上昇しているのに対し、日経平均は5%の上昇にとどまり、最高値どころか昨年10月の直近高値(2万4270...
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