明光ネットの18年9月~19年5月期、純利益69%増
個別指導塾の明光ネットワークジャパンが11日発表した2018年9月~19年5月期の連結決算は、純利益が前年同期比69%増の4億6100万円だった。テレビCMを減らし広告宣伝費が縮小した。中学生を中心に学習塾の生徒数は減少傾向だった。
売上高は4%増の140億円だった。個別指導塾「明光義塾」をフランチャイズで運営する会社の買収による上乗せが大きかった。直営、フランチャイズとも学習塾は生徒の獲得で苦戦した。
営業利益は34%増の8億9300万円だった。前年同期はブランドの浸透を狙いテレビCMを積極的に投入したが、今期は例年通りの宣伝活動に戻した。
19年8月期通期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比6%増の203億円、純利益は55%増の10億円を見込む。
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