天皇陛下に五輪名誉総裁を 政府が要請へ
鈴木俊一五輪相は9日の閣議後の記者会見で、天皇陛下に2020年東京五輪・パラリンピックの名誉総裁就任を政府として要請することを明らかにした。菅義偉官房長官が同日、宮内庁を通じて要請する考えを示したという。
大会組織委員会の森喜朗会長も6月に安倍晋三首相と会談し、陛下の名誉総裁就任に向けた調整を求めていた。鈴木五輪相は「しかるべき時までに(宮内庁から)結論を頂きたい」と話した。
1964年東京大会では、五輪は昭和天皇、パラリンピックは皇太子だった上皇さまが名誉総裁を務めた。