雨ニモマケズ 選挙の梅雨対策(写真でみる永田町)
北海道や沖縄を除いた各地が梅雨のまっただ中にある今回の参院選は「雨との戦い」ともいえます。
公示日の4日、東京・新宿ではビニール傘で雨をしのぎながら演説する姿がありました。同じ新宿の別の場所では雨がっぱ姿でマイクを握り、訴えかけていました。
大阪・難波では布をかぶせたマイクを使っていました。風の音などを拾って声が聞きづらくならないようにするためです。
選挙戦最初の日曜日の7日も雨でした。東京・秋葉原での演説を終えて車に戻った党首がタオルで顔や頭をふいていました。雨や汗を拭うタオルは選挙の必需品で、計3枚を車に常備しているそうです。
「うぐいす嬢」と呼ばれる車上運動員の女性は雨の日、白い手袋の上から透明なビニールの手袋をつけます。車の窓から手を振る際に白い手袋がぬれるのを防ぎます。
(島本雄太)