カレーの次は「ハヤシパン」 ハウスが阪急うめだ本店で
ハウス食品は1日、阪急うめだ本店(大阪市)でハヤシライスのルー入りパン「完熟トマトのハヤシパン」を期間限定で販売すると発表した。ハウスが手掛ける「完熟トマトのハヤシライスソース」をベースに、牛肉やマッシュルーム、赤ピーマンを入れたのが特徴。大きめのパンで梅田周辺で働く30~40代女性を中心にランチ需要を取り込む。
ハウスが地下食品売り場内で手掛けるカレーパン屋「カレーパンノヒ」で7月3日から10月下旬まで販売する。価格は1つ378円(税込み)。同店は2018年11月に開業し、カレールー「バーモントカレー」「ジャワカレー」を再現したカレーパンなどを販売している。
ハヤシライスを再現したパンは顧客からの要望が多かったという。同店の顧客は50~60代が中心のため、30~40代の購買層が多い「完熟トマトのハヤシライスソース」を具材に使うことで新たな集客につなげる。
阪急うめだ本店の地下食品売り場には江崎グリコやオタフクソース(広島市)などが店舗を出し、スーパーなど通常の小売店では買えない限定商品を販売している。カレーパンノヒでは開業当初の待ち時間が2時間にのぼることもあった。