南画に描いた人生と私情 足利の画聖・田崎草雲の歩み
横山大観を感服させた画力 亀田浩三
田崎草雲(1815~98年)は江戸から明治時代を生きた南画家だ。司馬遼太郎の短編「喧嘩草雲」のモデルとして知られる。小説で描かれているようにけんかっ早くて粗暴な人物と思っている人も多いだろう。実際には現在の人間国宝に当たる「帝室技芸員」を務めるなど、明治を代表する画家の一人だった。画業は十分に評価されているとは言いがたい。
草雲が後半生を暮らした栃木県足利市には草雲美術館がある。私は同館の支援組...
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横山大観を感服させた画力 亀田浩三
田崎草雲(1815~98年)は江戸から明治時代を生きた南画家だ。司馬遼太郎の短編「喧嘩草雲」のモデルとして知られる。小説で描かれているようにけんかっ早くて粗暴な人物と思っている人も多いだろう。実際には現在の人間国宝に当たる「帝室技芸員」を務めるなど、明治を代表する画家の一人だった。画業は十分に評価されているとは言いがたい。
草雲が後半生を暮らした栃木県足利市には草雲美術館がある。私は同館の支援組...
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