動けない投資家、円は対ドルで膠着 米中会談を見極め
経済部 安西明秀
28日の東京外国為替市場では、円が対ドルで1ドル=107円70銭近辺で推移し、動きが乏しい展開になっている。午前中の日米首脳会談で大きな驚きはなかったうえ、投資家の関心は週末の米中首脳会談に向けられている。投資家は様子見姿勢を強めている。
28日午前の東京市場で、円は1ドル=107円60~80銭程度の水準で動いた。午前に開かれた日米首脳会談で「為替への言及がなかった」と伝わった10時30分ごろか...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り432文字