武蔵野銀、小麦収穫イベント 商品化を後押し
武蔵野銀行は19日、さいたま市東部に広がる緑地「見沼田んぼ」で栽培した小麦の収穫イベントを開いた。さいたま市や地元企業と協力して小麦の生産や商品化、販売を後押しする「6次産業創造プロジェクト」の一環。強い日差しが照りつける中、同行幹部らが鎌を片手に汗を流した。
小麦は地元農家から借りた約2000平方メートルの畑で生産した。収穫した小麦は地元企業などと協力し、菓子などの新商品の開発に活用する。
プロジェクトはかつて見沼田んぼで栽培されていた小麦を復活させるのが目的で、2014年に始まった。4回目となる今回の収穫には、次期頭取に就任予定の長堀和正専務も麦わら帽子姿で参加。「地域の魅力発信のためにできることをこつこつと積み上げ、発展につなげたい」と語った。