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22年W杯招致疑惑でプラティニ氏拘束 仏当局

(更新)
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【ベルリン、バルセロナ=共同】フランスの捜査当局は18日、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の招致疑惑を巡り、欧州サッカー連盟(UEFA)前会長で元フランス代表のミシェル・プラティニ氏を拘束し、事情聴取した。地元メディアが伝えた。当局は、容疑者として正式捜査を開始するかどうか今後判断するとみられる。

日本や米国なども立候補した22年大会は、10年12月の国際サッカー連盟(FIFA)理事会での投票によって開催地がカタールに決まった。当局は決定過程で受託収賄などの疑いがあるとみて16年に捜査を開始した。

プラティニ氏の弁護士は18日、「(プラティニ氏に)やましいことは何もなく(疑惑の)事実とは全く無関係だ」とのコメントを発表した。

当局は10年11月にフランスのエリゼ宮(大統領府)で当時のサルコジ大統領と当時皇太子だったカタールのタミム現首長、プラティニ氏が参加した会合に関心を持っているとされる。W杯開催地決定の投票権を持っていたプラティニ氏のカタール支援を固める目的だったとも指摘されるが、プラティニ氏は強く否定している。

当局は18日、当時大統領府事務局長だったゲアン元内相も参考人として事情聴取した。

FIFA副会長でもあったプラティニ氏は、15年に法的根拠のない金銭授受を理由にブラッター前FIFA会長とともに活動停止処分を受けた。

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