「テラスモール松戸」10月下旬、千葉県松戸市に開業
住友商事子会社の住商アーバン開発(東京・千代田)は18日、千葉県松戸市に建設中の大型商業施設「テラスモール松戸」の開業時期が10月下旬に決まったと発表した。テナントは合計180店舗ほど入る計画で、うち150店舗も発表した。
関東初出店となるのは福岡発の生活雑貨店「グランマレ」など3店舗で、ほかに17店舗が県内初出店となる。スーパーや総菜店が入る区画の名称を「キタイチバ」とし、市場のようなにぎわいを演出するという。
松戸市は県内外からの人口流入が続く地域で、地元密着の商業施設を打ち出すことで近隣からの集客を狙う。2階中央部の吹き抜け空間にはイベント用のステージを常設し、地域の団体などの発表の場として利用してもらう。
ステージの名称は7月から投票で決める。フードコートに隣接する場所には、地域住民が使えるコミュニティルームを2部屋設け、ワークショップやパーティーなどへの利用を想定する。
親子向けのキッズスペースには、地元にキャンパスがある聖徳大の学生の提案を反映する。落ち着いて読み聞かせなどができるスペースと遊べるスペースを分け、親子で参加できるワークショップや子育て支援情報も提供する。
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