中国・習主席が初訪朝へ どうなる非核化交渉
中国国営の新華社は17日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が6月20日、21日の日程で北朝鮮を公式訪問すると伝えた。習国家主席の訪朝は2013年の就任後初で、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と会談する。訪朝は北朝鮮の招待によるもので、金正恩氏は中国との関係強化をテコに膠着する米朝協議の打開を狙う。米国は北朝鮮の非核化に向けた中国の協力に期待を示すが、その思惑通りに中朝が動くかは不透明だ。
G20前に訪朝の狙いは
・習国家主席が初訪朝、トランプ米政権をけん制か
■招待した北朝鮮の事情は
・習氏訪朝、金正恩氏が招待 米朝再開「後ろ盾」頼み
米国務省の反応は
・米「完全非核化へ中国と連携継続」 中朝会談巡り表明
ロシアは非核化交渉主導アピール
・ロシア、北非核化で中ロ行程表を更新 韓国に参加求める
金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。