新名称は「備前日生信金」 岡山の2信金、合併を決議
2020年2月に対等合併する方針を示していた岡山県南東部が地盤の備前信用金庫(備前市)と日生(ひなせ)信用金庫(同)は17日、それぞれ通常総代会を開き、合併に関連する議案を決議した。新しい金庫の名称は「備前日生信用金庫」で、合併期日を同年2月10日とした。
当初の方針通り、合併後の本店・本部は現在の備前信金の本店・本部に置き、新金庫の理事長に日生信金の木下洋司理事長が就任する。両金庫によると、総代会で質問や意見は特に出なかったという。今後は年内をメドに、中国財務局長の認可を得たいとしている。営業エリアが重複している支店の統廃合案などは、引き続き検討する。
県内の信金では、02年1月に玉島信用金庫と旧倉敷信用金庫が合併して以来の再編。
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