4月の大型小売店販売0.4%減、四国4県
四国経済産業局がまとめた4県の4月の大型小売店販売額(百貨店とスーパーの合計、速報値)は前年同月比0.4%減の400億円で、2カ月ぶりに前年を下回った。婦人靴などの販売が低調だった百貨店が売り上げを落とした。
百貨店は2.9%減の76億円で、6カ月連続で前年を下回った。昨年よりも気温が低く、カジュアルシャツなど衣料品の動きが鈍かった。スーパーは0.2%増の324億円で、2カ月連続で前年を上回った。
コンビニエンスストアは好調を維持し、6カ月連続で増加した。4県の合計は2.2%増の242億円で、揚げ物や冷凍食品などの売れ行きがよかった。
家電店はテレビ、冷蔵庫などが堅調に推移し、ドラッグストアは市販の風邪薬、マスクなどの販売が伸びた。一方、ホームセンターは園芸商品などが苦戦した。
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