ロシア、OPECと減産で常設機関設置へ
エネルギー相が表明 7月に協力憲章に調印へ
【モスクワ=石川陽平】石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟の産油国が、原油の協調減産を話し合う「OPECプラス」を恒常的な協議の枠組みとすることが分かった。双方が7月初めの会合で基本合意する見通しだ。世界の原油生産の約6割を占めるOPECプラスの参加国が原油価格の安定へ長期的な協力体制をつくる。
ロシアのノワク・エネルギー相が日本経済新聞記者に明らかにした。OPECと非加盟国は6月25、...
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