在職老齢年金、見直し検討を明記 骨太方針原案
政府が6月下旬に決定する経済財政運営の基本方針(骨太の方針)の原案が4日、明らかになった。働いて一定の収入がある高齢者の年金を減らす在職老齢年金制度について「あり方を含め検討し、財政検証を踏まえ、法案提出も含めた必要な措置を講じる」と見直す方針を明記した。人生100年時代を見据え、高齢者の就労を促す狙いがある。
政府内には制度の廃止を求める声もあり、さらに文言を調整する。自民党が提言した「勤労者...
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