円相場、金利「行きすぎ」見極め 米ISMが焦点
経済部 小野由香子
3日の外国為替市場で円は1ドル=108円台前半で10~20銭程度の狭い値幅で推移している。前週末には欧米金利の急低下を受けて円高が大きく進んだが、週が明けて様子見姿勢が強まった。市場では金利の急低下について「行きすぎ」との見方もあり、3日発表の米国の製造業景況感指数を見極めたい構えだ。
「今の米国金利の水準はオーバーシュートしている感じもある」。みずほ証券の金岡直一氏は話す。米長期金利は5月31...
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