首相、東南アジア首脳と相次ぎ会談
安倍晋三首相は31日、マレーシアのマハティール首相やカンボジアのフン・セン首相、フィリピンのドゥテルテ大統領と首相官邸で相次ぎ会談した。
マハティール首相との会談ではマラッカ海峡や南シナ海での航行の自由が重要だとの認識を確認した。フン・セン首相とは昼食をとりながら会談し、安倍首相が首都プノンペンの都市機能強化や港湾開発に協力する意向を伝えた。両首脳は日本が中国による南シナ海の軍事拠点化などを念頭に提唱する「自由で開かれたインド太平洋」構想への支持を表明した。
安倍首相は30日にはラオスのトンルン首相とも会談した。各首脳は第25回国際交流会議「アジアの未来」(日本経済新聞社主催)への出席で来日した。
日本経済新聞社は5月25、26日の両日、「世界を変える アジアの可能性」をテーマに日経フォーラム第28回「アジアの未来」を都内で開催します。会場参加に加え、オンラインでの聴講も可能です。
第28回 開催概要