画面の向こうの灼熱教室 ミネルバが大学を再定義する
第3部 教育のカタチ(1)
古代ギリシャの哲学者プラトンがアテネ郊外のアカデメイアに学園を開き、青年たちに数学や哲学を教えたのが今から2400年前。中世に入り欧州で大学が生まれ、日本でも寺子屋が学びの場となった。人類の知の伝承は古今東西、師が多人数の生徒たちに語りかける「教室」で行われてきた。我々が脈々と受け継いできた、そんな学びの形がテクノロジーの進化で劇的に変わりつつある。
米サンフランシスコのカフェ。台湾から来た留学...
先端技術から生まれた新サービスが既存の枠組みを壊すディスラプション(創造的破壊)。従来の延長線上ではなく、不連続な変化が起きつつある現場を取材し、経済や社会、暮らしに及ぼす影響を探ります。