アマゾン創業者と離婚の妻、巨額財産の過半を寄付
米アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)との離婚を表明したマッケンジー氏が、財産の過半を慈善事業に寄付すると決めた。ジェフ氏は「世界一の富豪」として知られ、離婚に伴う財産分与でマッケンジー氏はアマゾン株の4%を保有する。資産は360億ドル(約4兆円)前後と推定されている。
世界の富豪らに資産の半分以上を寄付するよう呼び掛ける慈善運動「ギビング・プレッジ」が28日、マッケンジー氏が賛同したと明らかにした。同氏は書簡で「私には不相応な額のお金がある。引き続き思慮深い姿勢で慈善事業に取り組む」と表明した。ジェフ氏はツイッターで「彼女を誇りに思う」とたたえた。
ギビング・プレッジは著名投資家ウォーレン・バフェット氏と米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ夫妻が2010年に立ち上げた。これまでに23カ国から204の個人、夫妻、家族が署名したという。