イスタンブール、アラブ亡命者の「都」に
(グローバルViews)
イスタンブール支局 木寺もも子
トルコ最大都市イスタンブールがアラブ世界からの亡命者で活気づいている。周辺国に比べ自由な体制や民主化運動「アラブの春」を支持するエルドアン大統領の寛容な体制で、内戦が続くシリアに加え、エジプト、イエメンなどからも民主派やイスラム主義者らが集まり、反体制派のネットワークができている。
観光客でにぎわうイスタンブール旧市街からほど近いファーティヒ区ユスフパシャ地区。アラビア語の看板が並び、「リトル・...
いま大きく揺れ動く、世界経済。 自分か。自国か。世界か。このコラムでは、世界各地の記者が現地で起きる出来事を詳しく解説し、世界情勢の動向や見通しを追う。 今後を考えるために、世界の“いま”を読み解くコラム。