日米首脳会談、無難な結果も取りきれぬリスク
経済部 安西明秀
28日の外国為替市場ではドル円が方向感のない動きになっている。27日の日米首脳会談で大きな悪材料が出なかったことで、同日夜から28日にかけてやや円安方向で推移した。ただ米中貿易摩擦や世界景気の減速懸念が横たわっており、リスクを取りきれない状態が続いている。
28日の東京外国為替市場で円は1ドル=109円40~60銭の小幅な値動きとなっている。日経平均株価の上昇とともに、一時、円安に振れたが方向感...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り511文字