南米選手権は東京五輪世代が軸 サッカー日本代表
日本サッカー協会は24日、6月に招待出場する南米選手権(ブラジル)に臨む日本代表23人を発表した。2020年東京五輪に出場資格のある世代から18人を招集し、初選出は20歳の安部(鹿島)など13人に及ぶ。GKに36歳の川島(ストラスブール)、MFに26歳の柴崎(ヘタフェ)も選ぶなど、若手を軸にしながら各ポジションに年長者も配する編成になった。
南米選手権の期間は国内外のクラブに対して日本協会が選手の派遣を強要することはできず、Jリーグの試合も開催される。このため南米選手権に先立つ6月5日と同9日の国際親善試合に選んだメンバー27人の多くは招集できなかった。久保建(FC東京)や中島(アルドハイル)ら9人は重複して選ばれた。
森保監督は「若い選手が南米の代表チームと真剣勝負をすることで成長につながり、東京五輪にもプラスになる」と語った。そのうえで「(南米勢との勝負を)経験するだけで終わりにするつもりはない。一戦一戦勝利にこだわり、1試合でも多く勝ち進みたい」と抱負を述べた。
日本代表は次の通り。
▽GK 川島永嗣(ストラスブール)小島亨介(大分)大迫敬介(広島)
▽DF 植田直通(セルクル・ブリュージュ)板倉滉(フローニンゲン)岩田智輝(大分)立田悠悟(清水)原輝綺(鳥栖)杉岡大暉(湘南)菅大輝(札幌)冨安健洋(シントトロイデン)
▽MF 柴崎岳(ヘタフェ)中島翔哉(アルドハイル)中山雄太(ズウォレ)三好康児(横浜M)伊藤達哉(ハンブルガーSV)松本泰志(広島)渡辺皓太(東京V)安部裕葵(鹿島)久保建英(FC東京)
▽FW 岡崎慎司(レスター)前田大然(松本)上田綺世(法大)