出光社長「非石油、早期に5割」 アジアで機能材強化
4月に昭和シェル石油と経営統合した出光興産は、営業利益に占める非石油事業の割合を現在の3割未満から早期に5割へ高める。木藤俊一社長が日本経済新聞の取材で明らかにした。2019年度からの3年間に約2500億円をアジアに投じて機能材事業を強化するなど、国内外で化石燃料への逆風が強まる中でも稼げるよう構造改革を進める。
統合前の出光の非石油事業は3割超で、30年度に営業利益の割合を5割にする目標を掲げ...
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