住友電工、欧州の自動車部品メーカー2社買収
住友電気工業は22日、自動車部品などを生産する欧州2社を買収したと発表した。2社は鉄粉や銅などを固めた「焼結部品」を生産し、自動車の変速機やエンジン向けに供給している。買収額は明らかにしていない。住友電工は欧州の自動車・部品メーカーへの販路拡大を狙う。
9日に投資ファンドからドイツのジンターベルケ・ヘルネとスイスのジンターベルケ・グレンヘンを買収した。2社の年間売上高は合わせて約80億円で、住友電工の焼結部品の売り上げ規模は800億円を超える。同社は2016年にも米国の焼結部品メーカーを買収している。
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