千葉銀などの地銀広域連携、滋賀銀が参加
滋賀銀行は22日、千葉銀行や第四銀行など地銀8行でつくる「TSUBASAアライアンス」に参加すると発表した。IT(情報技術)と金融が融合したフィンテックを活用した商品開発や、顧客の相互紹介などに取り組む広域連携の枠組みに加わり、サービスを強化する。同アライアンスに近畿圏の地銀が参加するのは初めて。
同アライアンスには千葉銀と第四銀のほか、中国銀行、伊予銀行、東邦銀行、北洋銀行、北越銀行、武蔵野銀行が参加している。営業地域の異なる地銀間のネットワークを生かし、取引先の事業拡大などに取り組んできた。広域連携でサービス提供やコスト削減を進める。
また、TSUBASAアライアンスは同日、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を踏まえた「TSUBASA SDGs宣言」を制定したと発表した。参加行の各地域の持続的な成長につながる取り組みを進める。