セブンの「5%値引き」、計算上は「三方よし」
スーパーやデパ地下の弁当、総菜類は閉店間際には3割引き、半額となるのが一般的だが、セブン―イレブン・ジャパンは消費期限切れ寸前の商品を5%引き(実際はポイント還元)と小幅にとどめる。そんなことで消費者は飛びつくのか。だが今回の値引きの結果、売上高だけでなく利益も増加し、食品廃棄ロスもなくなる可能性が高くなるのだ。セブンの「深慮遠謀」を読み解いていこう。
冒頭から堅い話になってしまうが、経済学に価...
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